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子どもの心を育てるのはお母さんのことばです |

《連載コラム》子どもの心を育てるのはお母さんのことばです

保育・子育てアドバイザー 研究員の上野里江です。

突然ですが、今日お子さんとした会話、覚えてますか?
すぐに思い出せないあなた!お母さんの何気ないひと言が、子どもの心の成長に大きな影響があるとしたら…どうでしょう?
子どもは、お母さんのことばで「自分って○○なんだ」という自分のイメージを持つと言われています。
お母さんのことばがけが、子どもの性格をつくっているのかもしれないのです。

子どもの心の根っこが育つ乳幼児期。

これから3回にわたって「子どもの心を育てることば」についてお届けします。

第1回目は「心の栄養になることば」です。

 

どんな会話をしていますか?

かつての私は、我が子の食べない、寝ない、やめて!っていっても止めない姿に「何やってるの!」「何でわからないの!」と怒ってばかりでした。

私のひと言が、子どもの心の成長にどんな影響があるか?なんて考えもせず、ことばを投げていたのです。
会話というより「~はできた?」「○○やった?」と確認したり、「~しなさい!」って命令したり…自分のことばを振り返ると、笑顔で会話をする心のゆとりがなかったことを思い出します。

あなたは、どんな会話をしていますか?

 

息子のことばに教えられたこと

そんなある時、子どもはお母さんはを困らせようなんて思ってない!と、気づいた出来事がありました。息子が2歳の時です。

妹が産まれてお兄ちゃんになった2歳の息子。
二人の子の育児で余裕のない私は、息子のちょっとした姿にもイライラして、大きな声を出す毎日が続いていました。

ある時、息子がひとりで遊びながら、ひとりごとを言っていたのです。

「ママ、大好き」「ママ、大好き」「ママ、大好き…」。

イライラしている私は、そのことばを素直に受け取れず「もー!何回も言わなくていいよ。わかったから」と冷たく言ってしまったのです。

息子の気持ちも考えず、ひどいことを言ってしまった私。
でも、それを聞いた息子は「だって、ママ大好きが、あふれちゃうんだもん!」と言ったのです。

こんなにイライラして怒ってばかりの私を「大好き!」と言ってくれる息子…大好きがあふれちゃうなんて…

 

そのことばに思わず「ママも大好きだよ!」と、心から素直に伝えている私がいました。

息子は私を困らせよとしているのではなく、私からの「大好きよ!」をずっと待っていたのかもしれません。2歳の息子にもらった「大好き!」のことばは、母としての自信を持たせてくれたようにも思います。

「大好き!」ということばは、まるごと相手を受け止めることばだと、息子に教えられた出来事でした。

 

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大好き!を伝えよう

それからの私は、怒ったり、イライラしたりすることがあっても、息子と娘が布団に入る時には「○○ちゃん、おやすみ。大好きよ」と伝えるようになりました。
たくさん愛情を持っていても、伝わらなければ子どもは満たされない…ということに気づき、ことばで伝える大切さを実感したからです。

今では、思春期真っ只中の息子は「ママ大好き」なんて言いませんが…私は息子の背中に向かって「大好きよ」と、そっとつぶやいています。

「大好きよ」を口にすると、2歳の頃の息子を思い出し、ニヤけてしまう私です。

 

愛されてる!と感じる「大好き!」は、心が満たされることば。

 

子どもが、自分に自信を持って成長していくためには、乳幼児期に心が満たされることが何より大切なのです。
保育士をしている時に出会った子ども達を思い出してみても、愛されてる実感を持つ子どもたちは、いつも笑顔で明るかったように思います。
「大好き!」って、大人になっても言われると嬉しいですよね。

子どもと「大好き!」を言い合うことは、お母さんにとっても幸せを感じる時間になると思います。

 

大好き!を伝えると○○な子になる

我が子を見ていると、何かに失敗しても「どうせ、ボクなんか」とか「だって~だったから」ということばを言わないなぁ、と感じています。

自分は大丈夫!なんとかなる、というような気持ち、自分を信じることができているのかな。
「大好きよ」のことばが、心の根っこを強くしてくれたと思うと嬉しいです。

きっと、「大好きよ」のことばで愛されていることを実感し、満たされることで心が強くなり、ちょっとしたことではへこたれない子になったかな?と思っています。

 

大好き!は子どもの心の栄養です

 以前、3歳児クラスの子ども達に「お母さんに言われて嬉しいことばは?」と質問したことがあります。

その時一番多かったのが、やっぱり「大好き!」でした。

子どもがスクスク育つために「大好き!」ということばは、心の栄養だとあらためて思いました。子どもが自分のことを好きになる、そして自信に繋がっていくことば…「大好き!」

是非、子どもだけでなく、あなた自身にも「こんな私のことが大好き」って言ってくださいね!

心の栄養は自分にもたっぷり与えなくちゃ!

親子で笑顔になれることば「大好き!」を日常の中に取り入れてみてくださいね。

 

次回は、「子どもに喜びを与えることば」をお届けします。お楽しみに!

 

●プロフィール
保育・子育てアドバイザー

上野里江
HP:http://smiley-ai.com

保育士歴30年。保育園、幼稚園、子ども園で3000人以上の親子と関わり、その後3年間療育に携わる。
子どもに関わる大人を元気に笑顔に!をモットーに、コミュニケーション講座や相談を行なっている。

 

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