食べられないおやつが食べれるように!サツマイモプリンを作ろう

子どもにおやつを作ってあげたいけれど、食物アレルギーで作れるおやつの種類が少なくてお悩みのママはいませんか。

例えばプリンを作ってあげたいけど、プリンには卵や牛乳が使われているので卵アレルギーをもつお子様、乳製品アレルギーを持つお子様は、おやつにプリンはあきらめる人が多いのではないでしょうか。

今回は、食物アレルギーで悩む子どもでも美味しく食べられるおやつをご紹介します。

9月の終わりから11月の終わりはサツマイモ収穫シーズンです。旬のサツマイモを使ったサツマイモプリンを作ってみませんか。

 

通常のサツマイモプリンの作り方

材料
サツマイモ・・・今回は250g前後の大きさのサツマイモを2本使いました。
卵またはゼラチン・・・サツマイモの量で調節して下さい。今回はMからLの大きさの卵2個使いました。ゼラチンを使って作った時は5g(一袋)使いました。
牛乳または豆乳、アレルギー対応ミルク・・・サツマイモの量で調節して下さい。今回は250ml牛乳を使いました。
砂糖・・・サツマイモの甘さで調節してください。

道具
ピーラー
ボール
包丁

耐熱皿やプリンカップ

<手順>
1.サツマイモの皮をピーラーを使ってむきます。

2.皮がむけたら、サツマイモを一口サイズにきり鍋に水を入れてやわらかくなるまで茹でます。

3.やわらくなったサツマイモ、牛乳(豆乳、アレルギー対応ミルク)、卵(ゼラチン、寒天)、砂糖を加えてミキサーに入れてペースト状になるまでかき混ぜます。

4.耐熱皿に3をうつします。プリンカップやケーキを焼くお皿でも大丈夫です。

5.オーブン140度で50分焼いたら出来上がりです。

 

アレルギー対応

サツマイモプリンには、材料に卵や牛乳が使われています。卵アレルギーや牛乳アレルギーがあるお子様はサツマイモプリンは食べれないと考える人が多いと思われます。

そこで考えたのは、卵や牛乳の代わりになるものです。

卵の代わりになるものとして、ゼラチンや寒天でもプリンをかためることができます。
実際に卵を買い忘れたとき、ゼラチンを使ってサツマイモプリンを作りました。子どもはゼラチンを使ったプリンを美味しく食べてくれました。ゼラチンや寒天を使う場合、サツマイモを鍋でゆでている間にゼラチンや寒天を溶かしておきましょう。ミキサーにサツマイモ、牛乳、砂糖を入れるときに溶かしたゼラチンや寒天を入れてミキサーにかけましょう。

牛乳の代わりになるものとして、豆乳、アレルギー対応ミルクを使って作りましょう。
豆乳を使っても美味しくプリンを作ることが出来ました。また、アレルギーに対応した粉ミルクもあります。長女が1歳になったころ、乳製品のアレルギーで悩む親子とプリンのお話をしていたことがあるのですが、牛乳の代わりにアレルギー対応したミルクを使ってプリンを作って子どもに食べせてると言っていました。牛乳アレルギーの子どもは、作ったプリンを大変喜んで食べてくれると言っていました。

以前コラムでご紹介した『サツマイモがスイートポテトに大変身』で紹介したスイートポテトは、今回紹介したサツマイモプリンと同じように卵や牛乳が使われています。

スイートポテトも同じように牛乳を使うのではなくアレルギー対応ミルクを使って作ることができます。

子どもがアレルギーだからスイートポテトやサツマイモプリンは駄目と考えるのではなく、卵に変わるゼラチンや寒天、牛乳に変わる豆乳やアレルギー対応ミルクを用いて、アレルギーの子どもでも食べれるように作ってみてはどうでしょうか。
卵に変わるのもや牛乳に変わるのもを用いることで、市販品は食べられなくても手作りなら食べることができるようになります。

ほんのひと工夫で食べられないおやつが、食べられるおやつに変わります。

子どもが喜ぶおや作ってみてください。きっとお菓子作りの幅が広がりますよ。

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