野菜を食べない問題 幼児食編

子育てを考えるときに、親にとっての大きな悩みごとの1つが「食」です。
特に幼児食は大人の食事とはまったくの別物。

当たり前ですが、幼児は歯が生え揃っていないし、噛む力も弱い。
消化力も弱いですし、バイキンにも弱い……そんな生まれたばかりのお子さんの食べ物の悩みの解決方法をご紹介します!

どうして、子どもは野菜の好き嫌いをするの?

大人を悩ませる、子どもの野菜を食べない問題。
大人からすれば栄養があるからこそ食べて欲しいのですが、2~3歳の子どもからすると野菜は苦いし、エグいし、味も独特……。

それに見慣れないものだから、初めて見るお野菜に対して恐怖(新奇性恐怖)をいだくので、なかなか野菜を食べようとしません

子どもによっては「野菜を食べられるだけ十分に成長していない」というケースや「お母さんの食べさせられ方がイヤだ」という場合もあるようです!

野菜を食べやすくするには?

NHK|すくすく子育て 「子どもの「食」の悩み ~幼児食~」より

◆野菜を食べやすくするコツ

  • ・とろみをつける
  • ・肉、魚とあえてタンパク質の旨味をつける
  • ・薄切りにして、塩で揉む
  • ・ゆでてから小さく刻む

まだ奥歯が生えていない子どもの場合は、歯がないので生野菜を食べづらいことがあります。
また"野菜そのまま"ではなく、とろみをつけたりして舌触りを良くしたり、野菜を茹でて小さく切る、などの一工夫をすることで野菜嫌いのお子さんもお野菜を食べやすくなりますよ!

偏食には、どう対応すれば良い?

子どもによっては「●●以外食べない」と、かなり頑固な偏食をすることもあります。

偏食していたとしても、ご飯やある程度のおかずを食べられているのなら、最低限の栄養素は取れている可能性も十分あります。

逆に親が「どうして食べないの!」と叱ってしまうと、小さな子どもが「食」に対して悪い印象を抱いてしまい、余計に偏食や好き嫌いが激しくなってしまうことがあるので注意が必要です!

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食べる前のルーティンを作れば、好き嫌いや偏食が和らぐかも?

小さな子どもの気持ちを「食べるぞ!」という気持ちに変えるために「今からご飯を食べる」という約束付け、ルーティンを作ってみてはいかがでしょうか?

  1. 1.生活リズムを整える
  2. 2.食べる前にエプロンをつける
  3. 3.声かけをする
  4. 4.食べるものに触れさせる
  5. 5.親子で一緒に食べる

子どもの生活リズムを整え、決まった時間にご飯を食べるようにして、食べる前に上記のようなルーティンを作ると、自然と「ご飯を食べるぞ!」という気持ちになって、食欲が増して苦手なものも食べられるようになるかもしれませんよ!

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