女の子初めての初節句『桃の節句』お祝いの仕方やお返しのマナーポイント

hinamatsuri_title女の子が生まれて初めて迎える3月3日のひな祭りを「初節句」といいます。

なんとなくはわかっているものの どうやってお祝いしたらいいのか少し困っている方必見!!

桃の節句のお祝い・マナーについてご紹介します。

 

●『桃の節句』は大事な娘に災いが降りかからないように 

人生の幸福が得られるように。という気持ちを込めてお祝いをする女の子にとっては 特別な日です。


生れたばかりでもやるの?


baby_umaretateこれは 各家庭の考え方で大丈夫です。

生後間もないと 準備も慌ただしい中での節句になるので 疲れてしまいます。

なので 翌年に初節句のお祝いをするご家庭が多いようです。

パパや祖父母と相談して 赤ちゃんの成長を見ながらお祝いの時期を決めましょう。


初節句のお祝いのしかたは?


hinamatsuri_hinakazari_setご両親や 兄弟など 親しい間柄の方達をご招待して

ちらし寿司やはまぐりのお吸い物 菱餅やひなあられなどを囲み赤ちゃんの健やかな成長を願い お祝いをします。

※地方各地によって 招待する方が異なりますので 一度身近な人に確認しましょう

また 神社にお参りをして神職に祝詞をあげてもらうこともあるようです。

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桃の節句の定番メニュー

定番メニューには それぞれ意味があるのです。

●ちらし寿司food_chirashizushi

ちらし寿司の中身の具材が縁起がいい。

*えび=長生き *れんこん=見通しがきく

*豆=健康でまめに働ける

お祝いの席にふさわしい物にしましょう。

三つ葉や 錦糸卵 人参などの 春らしい彩りが 食卓を華やかにしてくれるためひな祭りの定番メニューになりました。

●はまぐりのお吸い物

はまぐりは 平安時代には「貝合わせ」という遊びがありました。

はまぐりの貝殻は 対になっている貝殻でなければぴったりと合わないので『仲のいい夫婦』というイメージをもったようです。

そのことから 一生に一人の人と 添い遂げられますようにという願いが込められた縁起物です。

●菱餅(ひしもち)hinamatsuri_hishimochi.png

ピンク 緑 白の 3色のお餅を ひし形に切って 重ねたものです。

娘の 災厄を除き 健康を願うという 親の気持ちが込められているのです。

色にも 意味がちゃんとあります。

*ピンク=魔除け *緑=健康や長寿

*白=清浄

ひし形の意味は?

心臓の形を表していると言われています。

ピンク餅には 解毒作用があると言われている

クチナシで色を付け

緑餅には 増血効果のあるヨモギを混ぜ

白餅には 血圧を下げると言われている ひしの実が入っているとの事です。

●ひなあられhinamatsuri_arare2

カラフルで可愛い色のお餅にお砂糖を絡めて炒ったお菓子。

四季を表している 緑 ピンク 黄色 白の4色が入っています。

お餅を使っているので でんぷんが多く 健康にいい という事から

一年中娘が 幸せに過ごせますように という願いが込められています。

 

色々と書きましたが全部揃えなくて大丈夫!

現在は 家族と話しながら みんなで楽しい食卓を囲みお祝いできればいいのです。


雛人形は誰が用意するの?


hinamatsuri_odairi_ohina昔は 母方の祖父母から贈るものでした。

現在では 誰が用意するのかどうか昔ほど

こだわらなくなってきているようです。

両家の祖父母で相談してもらったり

我が家では 両家の祖父母から雛人形代を

援助してもらい パパ ママが好みの物を選ぶということにしました。


雛人形を選ぶポイント☆


大きい物や立派な物を買ってあげたいのが 親の思いですよね!!

金額も大きいので 買った後の失敗をしないようにしましょう。

 

POINT1:置く場所

これは 絶対に確認しましょう!!

通り道の確保 邪魔にならない場所

そして 日が当たらない場所です。⇐日が沢山当たってしまうと雛人形が傷みやすくなります。

 

 

POINT2:収納場所

実は、我が家で失敗した収納です。持ち帰ってみると大きく入らなかったのです。

先に測ってから買いましょう。

 

 

POINT3:収納の仕方

私が持っていたお雛様は平飾りでした。

平飾り=親王のみの飾り

一体ずつ防虫剤でくるみ 飾りも外して乾拭きしてからしまうなど ズボラな私はめんどくさかったりしました。

毎年の事なので それが楽しみな方

簡単が良い方 必ず確認しておきましょう。

上記の3POINTを最初に確認し決めておく事が重要です。

 


いつから飾る?いつしまう?


雛人形は 立春の日(節分の翌日)から2月中旬頃までに飾りましょう。

大安吉日に 飾ると縁起がいいと いわれています。

天気が良く家族で楽しめる日にしてもいいでしょう。

3月3日から一週間前までには最低でも出しているようです。

 

出来れば 3月3日の翌日には しまいましょう。

「大安がいい」「二十四節気のうちのひとつである啓蟄(=3月6日頃) がいい」

「天気が良ければいつでもいい」などさまざまな考え方があります。

高価な物なので 雛人形を傷めないためにも早めをおすすめします。

 


初節句のお返しは?


お祝いの席に 出席して頂いた方は おもてなしがお返しとなるので 基本的には不要。

 

しかし 出席出来なかった 呼ばなかった親族や知人からお祝いやプレゼントを頂くことがあります。

その時は 節句から1週間以内に お礼状と共に

日用品やお菓子などの品物を贈りましょう。

お返しは 頂いたお祝いの3分の1から半額程度が相場になります。

のしは 蝶結びの水引きにし 「内祝」と表書きし 苗字は入れず お子さんの名前のみにします。

 

 

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まとめ

初めての事ほど心配で何をどうしたらいいのかわからなかったり、がんばりすぎで疲れてしまったりしますよね!でも、行事は楽しみ願うことが一番大切なので頑張りすぎずやってみましょう!

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