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子どものキテレツな発想に笑えるゆとりを。 |

子どものキテレツな発想に笑えるゆとりを。

子どもはアイデンティティの塊

私は保育士として保育園に10年間勤めてきました。

いろんな家庭や子どもを見てきた中で自分なりの育児法を見つけたので、我が娘のエピソードと共にお伝えしたいと思います。

次女は4歳ですが、赤ちゃんが使うマグマグを使ってココアを飲んでいます。
以前はマグマグどころか哺乳瓶を出せと要求し、哺乳瓶に牛乳を入れて本気の赤ちゃんごっこをしていました。
赤ちゃんごっこは未だにしますが、ハイハイしてバブバブ言いながら私に抱っこを求めたりしてくるので
以前の私は、「そんなことして恥ずかしい」「何やってんの?」と呆れていました。
保育園で保護者に同じような相談された時には、「保育園で頑張っているからお家では甘えたいのかな?」なんて微笑ましくお答えしていたことを恥ずかしく思います。私の元にブーメランとしてかえってきます。

それと同時に、うちの子は愛情不足なのかしらと不安になることもありましたが、普段はしっかり者で私に抱っこしてと要求を伝えられるし、意見をズバズバ言う子なので、その行動に深い意味はなく遊びの一貫として赤ちゃんになりきっているだけだと思い、
16キロ越えの我が子を赤ちゃん抱っこして「よしよし〜大きくなったねぇ」なんて言って、付き合ってあげることにしました。

我が子のこととなると、本当によくわからなくなりますよね。

発想力

赤ちゃんになるには何が必要かということを彼女なりに考えて、思いついたのがオムツしなくちゃ!ということ。紙パンツが家にはあるのに、自分で作りだしました。

自分が愛用している白色のベスト腕の部分を股に通してオムツにし、「おしっこが出たよーかえてばぶー」と私に訴えます。
私は「はいはい、おしっこが出たのね」なんて適当に返事をしています。

深く考えなくてもいいですが、答えを出してしまうと本人なりの考え方がうまれなくなってしまうので、こうしたら?とアドバイスするのはグッとこらえて適当に相槌をうち、特に触れないことにしました。

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一緒に笑う

次女は家の中だけですが、すぐ全裸になります。
クレヨンしんちゃんをリスペクトしているようなので、お尻を突き出して例のあのブリブリ〜というやつもやります。
「女の子なのに」「恥ずかしいからやめなさい」「誰かに見られたらどうするの」と何度も叱りましたが、どうやってもやめさせることができませんでした。
追いかければ追いかけるほど喜び、怒ると余計ふざけて、無視しても全くやめません。

彼女のソウル(魂)が、裸になりたいと叫んでるんだろうということで笑って済ませることにしました。

やりたいと言い出したら全く聞かない次女に、なぜ裸になったらいけないかを納得するまで説明することができず私は負けました。
けれど、本人は人前で裸になることが恥ずかしいことだと理解しているので、保育園ではやらないからいいかと割り切り、思い深く追求するのはやめることにしました。

そして、なんで裸になりたいの?と聞いたら、「毛布にくるまると気持ちいいから」と教えてくれました。なるほど。

大人になって彼氏を連れてきた時に、暴露してあげようねって主人と話しています。

すべてを笑い話にしちゃいましょう。

発想力を養うためには家が散らかります

次に長女の話ですが、とても好奇心旺盛なので、ここに絵を描いたらどんな感じなのかな?と新築の壁に油性ペンで絵を描かれて発狂したことをよく覚えています。
家に描くのは絶対ダメだと約束し、それ以外なら許しますと言いました。お陰で机やタンスはボロボロです。

「私、ここに〇〇を付けたい!」
いきなり言い出し、家中の廃材をかき集めて試行錯誤しながら家を改築してくれます。頼んでもいないのに。
子どもはうまく片付けながら製作なんてできるはずもなく、大惨事になります。
片付けまでしっかりしてほしいですが思いのままやってくれるので、自分でどうすることも出来なくて足の踏み場もない状態になり、HELPを出してきます。

散らかった状態を見てもイライラしてはいけないと思いながらも、散らかされるとすごくイライラしてしまって散らかし過ぎ!と小言を言ってしまうことが多々あります。
けれど、『汚れたら掃除すればいい』『散らかったら捨てればいい』の精神を思い出し、できるだけお小言を言わないようにと精神力をトレーニングしているところです。

娘が頑張って作って完成した作品とその努力はきちんと認め、どんなところが素晴らしいと思うのか私なりに自分の言葉で感想を言うようにしています。
簡単に言いがちな褒め言葉「すごいね」は逆に突き放してしまいがちな言葉なので、できるだけその言葉を飲み込み、アドバイスじみた否定はしないように心がけています。

「こういうところにこだわった!」などと誇らしげに語ってくれるので、
次はこうしたいといった発想力がメキメキと沸き起こります。

私が思いつきもしないアイデアを次から次へと発信してくれるので驚かされることが多いです。

なぜ発想力が必要?

発想力は社会に出てからこそ必要だと私は考えます。
まず発想力とセットになってくる想像力ですが、想像力が必要なのは作品を作るだけのことではありません。
想像力がないと自分は相手にどう思われるのか、この先どうなるのかなど先を見越して行動することが難しくなっていきます。
自分しか見えないと社会では浮きます。
いじめなどもそうです。
想像力がないばかりに、子どもだけではなく大人になってからも他者を傷つける人がいますよね。
ニュースになるほどの大きな事件だけではなく、会社にも学校にもいます。
自分の子どもがいじめの加害者にならないようにするためにも、早いうちから想像力を養っていこうと決めました。

そして、子育てにおいての最終ゴールは、子どもが自分の力で食べていく力を身につけさせることです。
人生は色々あり、うまくいくばかりではありません。
誰かを頼ったりする人間力や素直さも大切ですが、何かに挫折した時に「この方法ならどうか」など自分で考え、試行錯誤し模索する力をつけていけば自分で乗り越えることが出来ると考えます。

最後に

最近はメディアやネット、雑誌などでさまざまな育児論や育児法などを取り上げられ、〇〇育児法など耳にする機会が多くありますね。
不安に駆られるタイミングがその都度やってきては情報に左右されがちな育児ですが、100人の意見よりも、なによりも我が子と自分を信じて、自分なりの子育てをしていけたらいいですよね。

参考になれば嬉しいです。

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