木登り「できた!」子どもをプラス思考に。

木登りしたことありますか?

 

木登り2

 

みなさんは子どもの頃に木登りしたことがあるでしょうか?

「子どものころ登って遊んでいた」という人が多いかもしれませんが、中には「1度もやったことがない」という人もいると思います。

都心に住んでいたので登る機会がなかった、という人もいるかと思います。

近年、子どもたちの運動能力が低下していると言われています。

昔よりも外遊びをする時間が少なくなっていることが、関係していると言われています。

学校が終わってからも、塾や習い事で忙しく、そもそも遊びに行く時間がない。という子も多いようです。

子どもたちの運動能力の低下を防ぐために大人が意識して、「外遊び」をうながし、取り入れていくことが大切ではないでしょうか。

体を使った遊びは、子どもの運動能力だけではなく、脳にもよい影響を与えます。

机の上の勉強だけでなく、体を動かし感じることで脳力もアップしていきます。

 

どこで木登りしたらいいの?

 

木登り3

 

近所の男の子が小学校で木登りをしたら、先生に怒られた!と話していました。

「木は登るものじゃない」というのが先生の言い分だったようです。また、怪我をしたとき責任が取れないので禁止としている学校も多いようです。

学校だけでなく、公園なども「木が傷む」「怪我をしたときに責任が取れない」などの理由で木登り禁止としている場所が多いようです。

ではどこで登ったらいいのでしょうか?

 

おススメなのは、全国各地にあるプレーパークです。

都心にもあります。

自分の責任で自分で遊ぶ場所ですので、怪我も基本的に自己責任です。

各プレーパークごとに設備もカラーも違いますが、木登りが出来る場所が多いです。

他の子が登って遊んでいる姿を見ることができますし、それを見てどうやって登ったらいいか学ぶこともできます。

 

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「できた!」は生きる力になる。

 

木登り1

 

幼稚園などでも木登りを推奨している園があるので、入園前のお子さんがいる方はぜひ調べてみてください。

うちの子どもたちが通った園も、木登りできる園でした。

もう何年も前のことですが、公開保育の日に「こっちに来て!」と娘に連れられて行った先が小さな木の下で、「みてみて!」と得意気に枝に登ってみせる娘を見て、とても嬉しかったのを覚えています。

 

小さな木でも、枝1つでも、自分で登って降りてくると子どもは「できた」という達成感を味わうことができます。

子どもの発達にはこの「できた」の積み重ねがとても大切です。

この積み重ねが、自分自身を認めることや生きる力にも繋がっていき、大人になってからも強いストレスに耐えられる力となっていきます。

気を付けること。

 

木登りには気を付けることがいくつかあります。

見た目ではわからなくても、枝が枯れている場合は折れやすいので注意が必要です。少し力を入れて枝を押してみると、枯れている枝はすぐに折れてしまいます。

また木の種類によって、枯れていなくても折れやすい木もあるようです。

毛虫などがいる場合もあります。

リュックなどを背負ったまま登ると、枝に引っかかり思わぬ事故を招くこともあるので気をつけましょう。

登りやすいように、ロープなどをかけて遊ぶこともあるかもしれませんが、体に巻き付きケガをすることがあるので、気を付けてください。

 

基本的に、木登りは自己責任です。

ケガをするから、危ないから、と大人が止めてしまうと子どもは体験できないまま過ぎてしまいます。

もちろん本当に危ないときは止めることが必要ですが、出来る限り口出さずに見守っていけるといいなと思います。

 

 

 

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