クリスマスの絵本~我が家のおススメ3冊
◆12月、クリスマスシーズンに読みたい絵本。
子どもたちと絵本を読む際に、季節の絵本も取り入れて読むようにしています。
12月はクリスマスシーズン。
クリスマスの絵本はたくさん出ていますが、今日はその中から、我が家のおススメの3冊をご紹介します。
◆ ぐりとぐらのおきゃくさま(なかがわりえこ、やまわきゆりこ)福音館書店
人気シリーズ、ぐりとぐら。
この本が出版されたのは1967年。パパやママの中にも「この本、子どもの読んだことある!」という方がいらっしゃるのではと思います。
わたしも子どもの頃、自宅にこの本がありました。
大好きなページは、赤いズボンで白いひげのおじいさんが、
焼きたてのケーキを持って立っている場面。
チョコレートとクリームがどっさりのった大きなケーキの上には可愛いお人形ものっていて、見るたびに幸せな気持ちになります。
ぐりとぐらのおきゃくさま、は、読んであげるなら3歳から。自分で読むなら小学校初級むきです。
◆ ノンタン!サンタクロースだよ(キヨノサチコ)偕成社
ノンタンシリーズでおなじみの1冊。
1978年出版のこの本も、昔わたしの自宅にありました。
4歳年下の弟のために母が購入した絵本でした。
ノンタンシリーズは文もとてもリズミカルで読んでいて楽しくなります。
黄色の帽子、手袋、ブーツ姿のノンタンもとても可愛く描かれています。
ノンタンが「ねこのサンタはどこにいるのかな?」と空を見上げると
たくさんの動物サンタたちが空いっぱいに描かれています。
金魚鉢の金魚のサンタや、ヘビのサンタ、ミツバチサンタまで本当に細かく可愛く描かれていてずっと見ていても飽きない1ページです。
◆ピッキのクリスマス(小西英子)福音館書店
福音館書店の月刊予約絵本「こどものとも」2011年12月号です。
「こどものとも」からは名作が多数生まれていて、上記の「ぐりとぐらシリーズ」も「こどものとも」から出ています。
この絵本の主人公はリナが大事にしているお人形のピッキ。クリスマスのお買い物にリナはピッキを連れて行きますが、街でピッキを落としてしまいます。ひとりおいていかれたピッキ。クリスマスイブの鐘がなると不思議なことがおこります。クリスマスのピッキの大冒険がはじまります。
ピッキを乗せたサンタさんのそりが空をすすんでいく場面はとても美しく描かれています。
ピッキのクリスマスは読んであげるなら5,6歳から。となっています。
残念ながら福音館書店のサイトでは品切れ中、となっています。
街の図書館では「こどものとも」を置いているところが多く、過去のものも揃っているところが多いので、興味を持たれた方はぜひお近くの図書館で探してみてください。
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大手新聞、リクルートの雑誌などの制作関連の仕事を経た後、国内、海外へひとり旅。
田舎育ち、田舎暮らし。2児の母。
多少煩わしくても、人と人とのつながりを大切に。型にはめず、子どもの可能性を最大限に伸ばしていく方法を考えながら子育てをしています。