骨の成長とは無関係?成長痛ってなぜおこるの?

夕方や夜になるとおこる子どもの成長痛。我が家の息子も、3歳くらいから夜になると急に足が痛いと泣き出すことが度々ありました。

あまりに痛がり大泣きするので「何か病気なのかな!?」と心配になり夜間救急のある病院に電話したこともあります。その時は様子を見てと言われ、朝になると痛みは全く感じず…。

後日行った病院でも「成長痛だね」と診断されました。確かに思い起こせば自身も子どもの頃に成長痛に悩まされた記憶が…。

「成長痛」っていったいどんな状態?

疲れやストレスが原因

子どもはまだ筋肉や骨・関節が未熟なのにも関わらず元気に動き回ります。日中活発に動いたりすると疲れがたまり、体の負担が足の痛みの原因になっていると考えられています。

昔は骨が成長するときの痛みだといわれていました。(私もそう教えられていました)しかし骨が成長することはごく自然なことで、今では無関係といわれています。

精神的なストレスも原因とされていて、3歳ころになると幼稚園や保育園に入園し環境が変わったり、兄弟の誕生や周りの人にかまってもらいたいという気持ちから成長痛として現れる場合があるそうです。

 

成長痛以外の原因がある場合も

成長痛によく似た「オスグッド病」という病気が隠れているケースがあります。

10歳~15歳の成長期に起こりやすい病気で、膝のお皿に盛り上がりができ、患部が赤く腫れたり熱を持ったりします。休んでいると痛みは引きますが、運動すると痛みが再発します。

普通の成長痛の場合痛みは継続しませんが、次の日も痛みが続く場合は小児科や整形外科などの医療機関を受診するようにしましょう。

 

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痛むときはスキンシップで安心させてあげる

成長痛は精神的に不安になりやすい寝る前や夜中に起こることが多いので、お母さんが痛む場所をさすってあげると子どもは落ち着きます。なるべく冷やさず温めてあげてください。
寒いからといって寝ているときに靴下を履かせてしまうと逆に熱がこもってしまうので注意してくださいね。

優しく声かけして「大丈夫だよ」とそばにいて安心させてあげると次第に痛みが引いてきます。

環境の変化があった場合など、普段から積極的に子どもとのスキンシップをとるようにすると成長痛も落ち着くかもしれません。

 

 

 

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