幼稚園・保育園に入る子たちにおすすめの絵本!

思いやりが育つ「くれよんのくろくん」

絵本

くれよんのくろくん
なかやま みわ さく・え
童心社

入園入学シーズン、4月からお仕事復帰で保育園に子どもを預ける家庭、また3歳児、4歳児から幼稚園に預ける家庭とさまざまです。

今まで家族が主な存在であって集団生活は初めてという子どもたちは、様々な場面で戸惑いますよね。

特にお友達との関わり方は、集団の中に入ってこそ身に着くもの。世界の中心は自分だ!と思っていた今までとは違うんだと理解していかなければ、子どもたちは毎日毎日お友達とのトラブルが起きるでしょう。

そこで、これから幼稚園・保育園などの集団生活に入る前にぜひ読んであげて欲しい絵本「くれよんのくろくん」をご紹介します!

「くれよんのくろくん」は、なかやみわさん作絵、童心社より出版されています。
こちらはシリーズ作品になっており、4作品のうちの1作目。絵はとても可愛らしく、子どもたちも手に取りやすい絵本です。クレヨンたちが主役なだけあって、クレヨンで描かれたようなタッチで描かれていたりと工夫もあり、親しみが湧きほっこりします。
なかやみわさんは他にも「そらまめくんのベッド」などのシリーズも出しています。こちらもとても有名なので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

 

クレヨンたちが教えてくれること

簡単なあらすじはこちら。『クレヨンたちは、真っ白な画用紙を見つけて大喜び!チョウ、お花、木…。みんな、つぎつぎと描いています。ところがくろくんだけは仲間に入れてもらえません。でも…。』(童心社HPより引用)

くれよん

私が子どもたちにこの絵本を読んであげようと思ったきっかけは、単純に「色のお勉強になりそう」という気持ちからでした。もちろん色の勉強にもなりましたが、それだけではなく、この絵本はとても大事なことを教えてくれます。それがこちら…

「クレヨンと同じくみんなにもカラー(個性)があること」

「他の子の良いところを見つけカラー(個性)を認めあうこと」

 「自分のカラー(個性)をプラスに考えること」

息子がちょうど幼稚園に入る前だったこともあり、クレヨンたちと、これから経験する集団生活とが重なりました。

この本には、可愛い絵とものがたりの中に、お友達との関わり方のヒントがたくさん詰まっています。

我が家では、息子がお友達のことを悪く言ってしまうことがあると、よくこの絵本を出してきて「くろくん」とお友達を重ねて読み聞かせます。少しでもお友達の良いところを思い出してほしいためです。絵本だからこそ、説教じみていないから子どもにスッと響くのかなとも思います。

これから幼稚園や保育園、小学校と集団生活を過ごしていく子どもたちがお友達を認め合ってお互いの良いところをたくさん見つけてくれたらいいなと切に願います。

 

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クレヨンたちとお絵かきをしよう

oekaki

最後に、この絵本では、蝶や花、木などが、クレヨンたちによって可愛く描かれています。

絵本タイムの後はぜひお絵かきタイムを!真似っこして一緒にたくさん絵を描いてみましょう。

最後のページまで真似して描いてみると、とても面白い展開になりますよ。きっとこの絵本を読んだ子たちはみんなやりたくなりますね!

 

これから集団生活に入るお子様とぜひ読んでみて欲しいオススメの1冊です。

クレヨンたちがお友達とのかかわり方を教えてくれるような気がします。

読めばきっと、思いやりのある優しい心が育くまれますよ。

 

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