【私の出産】3人目の出産に起きたトラブル!

3回目のお産に余裕があった私。
しかし、まさかのお産劇に思わず私はスーパーかぁちゃんになった。

38週と6日目 11時頃陣痛を感じてきた。

夫とランチ探しをしていた矢先に、お腹か張り始めてきました。
3人目だったので、余裕もあり時間を計りながらすぐ病院へ。
陣痛室に入り子宮口が全開になるのを待ちました。

お産の痛みに強い私。普通分娩で1人目・2人目の出産時も『スーっ!!』と息を吐いたりすったりするだけで、声は絶対出しません。
1人目の時、隣の部屋の人がすごい叫んでいたので、「私は、そうなりたくない。」と感じてしまったので、声は一切出さないように、痛みをコントロール&我慢で乗り切って来ました。

そのせいで、夫は「お産は楽なんだ!」としか感じていないようです。
実家の母も「あんたぐらい楽ならいいわ!」といいます。
いやいや~ちょっと!!痛いよ!みんなと同じぐらいたぶん痛いよ!と思いながら、病院から出された昼食をおいしく頂きました。
夫と母と子どもたちも病院の外へ食事をしに一旦外出しました。

もうすぐ全開!!しかし・・・分娩室の空き待ちに。

いい感じに子宮口が開き始めたので、分娩室に行くことに。
でも、看護師さんから『ごめんなさい。今、分娩室掃除中らしくて、終わり次第移りますね。』との事。陣痛室で少し待つことになりました。
その間にも陣痛もかなり進み、分娩台にあがったらすぐに産めるようにと先に点滴をすることになりました。(感染症にならないようにする点滴だった記憶)

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点滴中に異変が・・・!

点滴するアルコール消毒を嗅いだ瞬間、”息が出来ない!声も出せない!!”
看護士さんに伝えたいけど声も出せない!!看護士さんは、そのまま行ってしまいました。しかし、数秒後に息が出来るようになったので一安心。
さっきのは何だったんだろう?!と考えながら陣痛と向き合っていました。

コレはいったい何?!!!

陣痛の痛みが途切れたので、体勢を変えようとした時、”パッチーン”と破水!!ナースコールを押し、すぐ近くにあったタオルで股の破水を受け止めようとした時、股の間から黒い物が”ニョキ~”と出てきてしまいました。
とっさに『頭だ!』と思い、四つん這いに体制を変え、赤ちゃんの頭を支え看護士さんを待ちました。
ナースコールは鳴ったまま!!

誰も来ないぞ~。。。

ナースコールは鳴りっ放しでしたが、誰もきません。
どんどん出てくる頭を支えながら、赤ちゃんが窒息していないか心配な気持ちと、痛みと戦い。
そして、2回目の破水が流れ出した時!!
”ニョキニョキニョ~キ~!!!”と赤ちゃんが出てきてしまいました。
とっさに四つん這いから、体を起こし股から出てくる赤ちゃんを救い上げるように抱きかかえました。
でも、羊水がが口の中にあるようで上手に泣いてくれません。
顔を横に向けると、口の中の羊水が出たようで、大きな声で泣く事が出来ました。
近くにある、ブランケットに赤ちゃんを包みへその緒が繋がったまま、陣痛室の外に出ました。
『すいませ~ん。』と呼んでも、誰も通りません。
赤ちゃんを抱きかかえたままもう少し廊下に出ると、事務の女性が私を見つけ、慌てて誰かを呼びに行った様子だったので、私は陣痛室に戻りました。
ベッドに腰を掛けた途端に、走って来た数人の看護士さんと助産師さん。
「ごめんね~!間に合わなかったね!!」と・・・・。
すぐに、赤ちゃんを渡しへその緒を切り、私は分娩室に移動する事になりました。赤ちゃんを渡すまでは、ぜんぜん元気だったのですが、急にドット疲れが来ました。

処置も終え、病室へ

少し、休んでいたところに看護師さんが来ました。
「女の子で元気ですよ。それで何時ごろ産まれたかわかりますか?」と質問されました。
しかし、必死の出産だったので時間までは見ておらず、悩んでいると、「じゃぁ~お母さんが決めていいですよ。」と看護士さん。
私が決めるなんて、特別な感じがしました。13時半は過ぎていたので、13時45分に決めました。覚えやすい1.3.4.5 コレもまたいい思い出です。

家族全員集合!

私の母は泣きながら「一人で、かわいそうなお産ごめんね!」と言っていました。
確かに、すごく不安な感覚もありましたが、なぜか一番清々しいお産でした。
このお産をふり返り、私はスーパーかぁさんに成長しているのだと実感
こんなにも、冷静で判断力に優れていたのは、上の子2人が私を少しずつスーパーかぁさんにしてくれたのだと思います。

チャイルドマインダーのおかげ

今回、自分で取り上げられた背景には、妊娠中にチャイルドマインダーの資格を取得したことも大きくあるかもしれません。

チャイルドマインダーとは?
保育ママの保育形態と同じ【家庭的保育】で5人以下の少人数保育のプロフェッショナルの民間の資格です。

その資格を取得する際に、幼児・小児救急護法の国際ライセンスも取得しました。その知識と論文に書いた『医療が未熟な地域でのお産』をテーマに看護側から見た知識なども独学していたので、より冷静さが保てたのかもしれません。

最後に

この記事を見て、「ありえない体制の病院」と感じ取れるかもしれません。今回は何もなく、母子ともに健康だったので笑い話になった幸運な出来事でもあります。
その幸運な出来事のおかげで、私は今以上に自分が母である自信と責任感を再度心に刻み込むことも出来ました。

どんな事でも考え方次第で、幸運になります。
また、お腹に宿ったその日から少しずつ強い母になっていると思います。自分が気づかないぐらい強くなっているはずです。沢山不安を感じることも良いと思います。不安を感じたら次に幸せな事も同じぐらい感じてみてください。きっと良い幸運に繋がっていくはずですよ。

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