「こども食堂」に行ってみよう。

◆全国各地に広がりつつある「子ども食堂」

 

「子ども食堂」は、子どもには無料、または安い価格で食事を提供し、お腹を空かせた子どもやおうちで1人で過ごす子どもたちの居場所を作る活動をしています。

2010年ごろからテレビ、新聞などで報じられることが多くなり、

それに合わせて活動が盛んとなり次々に各地で開設されて

いまは全国で300か所以上、開設されています。

 

◆実際に行ってみました~日進市にぎわい交流館内「子ども食堂」

 

こども食堂

 

 

毎月第2日曜日、日進市役所隣のにぎわい交流館一階サロンで開催されている子ども食堂へ行ってきました。

メニューは毎月違うものが用意されていて、わたしたちが行った日は「おでん」でした。

料金は高校生まで無料!大人は500円でした。

ランチタイムは11時半から13時ごろまで、それ以外の時間は、

近隣の大学から来ている大学生のお兄さんお姉さんたちが子どもたちと一緒に遊んでくれました。

 

赤い羽根ぼきん

 

入口には赤い羽根募金ができるガチャガチャが設置されていました。

1回200円で、日進市キャラクターのニッシ―の缶バッチがもらえます。

 

 

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◆大学生のお兄さんお姉さんと遊ぼう。

 

ランチを待っている間、大学生のお兄さんが「クリスマスツリーに飾りつけをするから一緒にやろう」と誘いに来てくれました。大きなツリーにみんなで飾りつけをして、ランチを食べた後も一緒に遊んでくれていました。

その日は「ファミボド日進」の会の方が来てくださっていたようで、

棚には、ボードゲームがいくつも置かれていました。

電気を使わないボードゲーム、みんなで楽しめて自然と会話も弾みます。

4歳息子も普段はなかなか集中力が続かない子ですが、ここではお兄さんたちが相手をしてくださって、長い時間ゲームを楽しんでいました。ゲーム後は、すごく満足した顔で戻ってきました。

自宅で新しいボードゲームを買うとまず説明書を読んでルールを理解するところからスタートですが、

こういう場であれば、直接教えてもらいながらすぐに楽しめるのでおススメです。

 

◆こどもの貧困問題。必要な人に届くよう継続が必要。

 

おでん

 

にぎわい交流館に置かれていた自由帳を見ていたら、

「この子ども食堂、本当に必要としている子たちに届いているのか疑問に思う」という内容のコメントが寄せられていました。匿名でしたが、ここに食べに来た人が書いたようでした。

こども食堂は、子どもを貧困から救うことも目的の1つになっているところが多いと思います。

ただ、実際、子ども食堂に貧困の子どもがどれくらい通って来てるかは不明です。

わたしたちが行った日も、見た感じでは困っていそうな子どもなど見受けられませんでした。

安くておいしい食事ができるから、という理由で来てる親子が大半ではないかな、と感じました。

しかし。今、日本の子どもの貧困率は15.7%。6人に1人の子どもが貧困。これが現状です。

見た目ではわからないのだと思います。大人も子どももたとえ貧しくても、そういう部分は見せないようにしているので、まわりに気づかれにくいという面もあるのではと思います。

賛否意見はありますが、続けていく中で見えてくることや、来てくれた子と食事したり遊びながら会話して、

その中から気づくこと、わかることもあるのではと思います。

こども食堂は、ボランティアスタッフさんの力、支援する人の力など

多くの人たちのさまざまな協力があって成り立っていると感じました。

今後も子ども食堂が多くの子どもたち、大人たちの居場所となりますように。

また遊びに出かけてみたいと思います。

 

こども食堂ネットワーク

http://kodomoshokudou-network.com/

 

 

 

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