コロナ禍の状況で、子どもの外遊びについて

新型コロナウイルスによって、学校生活はおろか、日常生活ですら、以前のように過ごすことが難しくなってしまいました。

子どもと外に出るときは、マスクが欠かせなくなったし。外遊びをさせて良いものか、と悩む機会も増えてしまいましたよね?

今回はそんなコロナ禍の状況で、子どもと外で遊ぶときにはどうすれば良いかをご紹介します。

感染するリスクを「段階的」に考えよう!


画像出典:PhotoACより

新型コロナウイルスに感染しない究極の方法は、家から一歩も出ないことでしょう。

しかし、それは小さなお子さんにとっては負担です。大人ですら、我慢ができず出歩いてしまうのですから、子どものストレス発散のためにも外遊びをする機会はあったほうが良いでしょう。

このときに、新型コロナウイルスに関する「感染の考え方」としては「感染リスクがあるorない」と考えるのではなく「遊具にふれると感染するリスクが高い」「手洗いをするとリスクが低くなる」というように段階的に捉えるようにしてください。

外遊びをすることによって感染するリスクはたしかに高くなるかもしれません。

でも、その高くなった感染リスクを「手を洗うこと」「うがいをすること」
で低くすることができます。

子どもにマスクをさせない方が良い?

大人だって、長時間のマスクは苦痛です。子どもたちの中には「マスクなんかしたくない!」という子もいらっしゃることでしょう。

しかし、マスクを嫌がる子どもに対して、マスクを付けさせようと必要以上に手で顔に触れてしまうと、その顔を触った手から新型コロナウイルスが感染してしまう可能性があります。

できれば、マスクをさせた方が良いですが、難しい場合は子どもが健康であるのなら、マスクを付けなくっても良いという選択肢も致し方ないかもしれませんね。

あるいは「お店の中ではマスクをする」「家族だけの時はマスクを外しても良い」など、子どもに合わせたルールを作ってあげるという手もあるかも?

2歳未満の子どもは逆にマスクが危険かも?

マスクをすると呼吸がしにくくなってしまいます。
特に2歳未満の小さな子どもの場合は、マスクのせいで窒息してしまう可能性もあり、小さすぎるお子さんの場合はマスクを付けることが推奨されていません。

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文部科学省でも子どもの外遊びは推奨されています!

公園で子どもたちが遊んでいるところを見て、不安になる方もいらっしゃるかもしれません。

でも、成長段階の子どもたちにとって「外で身体を動かす」ということは、心身の発達に必要不可欠なことです。

文部科学省でも「休校中の子どもも公園で遊んでいい」という見解を公表しており、外遊び自体が新型コロナウイルスに感染する決定的な原因ではありません。

確かに外遊びはコロナ感染に対して、ノーリスクとはいかないかもしれません。
でも、そのリスクを手洗いうがいなどで、限りなく低くすることはできますよ!

[参考1]『新型コロナウイルスが心配! 子どもの感染症対策』NHK|すくすく子育てより

[参考2]『「休校中の子どもも公園で遊んでいい」文科省が新型コロナ対策の見解を更新…その理由を聞いた』FNN

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