兄弟げんかの対処法

8歳の息子と5歳の娘をもつ母親です。
出産前から現在までフルタイム勤務を続けています。

私の体験や、その時々で感じた事が皆さんの参考や励みになればと思います。

ケンカ勃発

2人以上のお子さんがいる家庭ならば悩みの尽きない兄弟ケンカ。

同姓、異姓に関らず、どうしてこんなにも毎日ケンカが出来るのか、感心すら覚えますよね。

我が家の場合
*テレビのリモコンの争奪戦
*プリンの蓋に書いてある数字の小さい方を取り合う
*ソファーの右に座るか、左に座るか取り合う
などなど。

親からしたら本当にどうでも良い事ばかり。

せっかくの兄弟なんだから、もっと仲良く遊んだ方が楽しいのにと思ってしまいますが、こんなに感情をぶつけ合えるのは、逆に兄弟だからこそ。
しかも、こんなに大声でケンカを出来るのも、今の時期だけ。

と、逆転の発想を持つと、兄弟ケンカも悪い事だけではなく、微笑ましい光景にすら思えます。

しかし、大きな声でキンキンとケンカをされていては、こちらもイライラしてきますよね。

そこで、我が家の対処法を紹介します!

黙って見守る

ケンカが始まると、少しでも早く鎮静化させたいと思い、すぐさま止めにかかっていませんか?

しかし、ママが仲介に入る事で子どもたちは逆にヒートアップしてしまいます。
ママを自分の味方に付けたい!と必死になり、言い訳や相手に対する攻撃が増してしまう事もあります。

そのため、ここはグっと我慢です。

傍観していると、『えっ、何でこのタイミングで終わる?』と笑ってしまう程、すんなりケンカが終わる事も多いのです。

見ていると黙っていられない!なんていうママは、食器を洗ってみたり、玄関掃除をしてみたり、少し離れて、全然違う事をしてみるのも良いかもしれません。

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ケンカを勃発させない

子どものケンカは本当に些細な事から勃発します。

『あっ、ケンカになりそう』と感じた時は上手く誘導してケンカを勃発させないようにしましょう。

これには、普段からの子ども達の行動観察や、それぞれの性格を理解している事が重要なので、ママの腕次第です。

決めつけない

親の見ていない所でケンカをすると、報告に来る事もありますよね。

そんな時、普段のケンカの傾向から、『どうせ、今日も兄(または弟)のせいだろう。』と決めつけない事です。

現場を見ていないのですから、いつもの傾向や、報告に来た子どもの言い分を鵜呑みにしてはいけません。

当事者同士を呼び、両方の言い分を聞かなければなりません。
そして、お互いの言い分を、お互いに聞かせる。
ケンカをしている最中は、どちらも必死なので自分の事しか見えていません。
ママの介入によって冷静になった時、相手の意見を聞くことで、見えていなかった部分や、相手の気持ちを分かち合う事ができます。

この時、「ママは現場を見ていないから分からないケド」という事は、しっかり伝えましょう。
ママは見ていないから教えて!という風に尋問していくと、その時の状況を正直に教えてくれます。

原因を突き詰める

最終的になぜケンカが起きてしまったのか、原因を皆で考える事が大切です。

それぞれの言い分があります。
『こっちが絶対的に正しいでしょ!』と思っても、どちらかの味方に付くのではなく、お互いのダメだったところを丁寧に指摘していきましょう。
”叱る”のではなく、「こうしていたらケンカにならなかったのではないかな?」と提案型にするとスンナリと聞き入ってくれますよ!

兄弟ケンカは悩ましい問題ではありますが、成長過程の一つと捉え、逆に上手く使っていきましょう。

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