経験や環境から知っていくこと

常識のある大人は経験も大切

ママたちは日々子どもが楽しむことを経験させたりしながら全力で育児をしている毎日。
毎日が忙しいと、毎週末同じことのルーティーンになり同じことしか経験をさせていないと感じることってありませんか?
お金や時間がかかり面倒くささからやっていなかった、見せてこなかったことを考えて生活を見直してみるようにすると、いくらかでてきました。

子どもは自分が経験してきたことや見てきたことで自分の中の常識を形成していきます。
そのため、教えたり見せてこなければ知ることなくそのまま大人になります。
大人になるまでに興味や状況から経験していればよいのですが必ずしもそうはいきません。

私の母は紅茶でまずそれを感じたそうです。
人前でも紅茶はTパックなんだよと声を大にして得意げにしていた私に、紅茶を茶葉から淹れる様子を見せてなかったことに反省し、家でも茶葉からいれるようにしたそうです。

環境で覚えていくこと

食でいえば他には、回る寿司しか存在を知らない、大人になっても実は鰻やフグは一度も食べたことがないなんてことはあり得ることだと思います。
高級志向にしようということではありませんが、一度でも良いのでいろんな経験をする機会を意識してあげたいものですね。食べることがなくとも、存在やどんな味とされているのかなどは話してあげるとよいと思います。
リーズナブルでも体験できるところといえばファミレスばかりではなく、蕎麦専門店だったり竈で焼くピザ屋さんだったりも良いですね。

実際に蕎麦を打ったりピザを焼いている様子を是非見せてあげてください。

場所でいえば図書館など。一度も行ったことがなく育てば本は買う物という認識に育つでしょう。
図書館に行けばたくさんの本に出会えて、その場で静かに読んだり借りたりできる機関というのをなんとなくでしか理解していなことから敷居の高い場所になってしまったりします。
美術館や博物館は学校行事で行くことはありますが、例えばお友達のピアノの発表会にお花を持っていったことはありますか。
お墓参りでお線香をあげたり。お祭りで神輿を担いだり出初式を見学したり。学校の社会科見学だけでは経験のできないことはたくさんあります。敢えて連れて行くことでこんなことがあるんだなというのを見せてあげることを意識するかしないかで想像力の世界観も違ってくることでしょう。

発表会やお墓参りにはどんなお花を持っていくものなのか、こういったことも自然に学んでいくのです。

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もちろん家族のあり方も

家族のお誕生日にはどうしていますか?
我が家ではケーキを囲みハッピーバースデーを歌って、プレゼントをあげてささやかな家族パーティーをする家庭でした。ところが夫は誕生日やクリスマスなどのイベントに無関心な家庭で育ったため、なかなかそれを理解してもらうことが難しく寂しく感じています。

イベントをするかしないかって、意外と継承されるのだなと思いました。
将来温かみのある家庭であってほしい想いも込めて、今は家族の誕生日やイベントには必ず御馳走にした家族パーティーをするようにしています。

思いついたらやってみよう

ショッピングモールに行って、フードコートでご飯、ご褒美DAYはテーマパークへ行くというのは親にとっても楽しい週末の過ごし方ですが、時にはいつもと違うお店に行ってみたりはじめて体験を考えてみてはいかがでしょうか。
思いついた今日、ぜひ実践してみてくださいね。

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