プレ幼稚園を経ていざ幼稚園へ~弟の年少さん時代~

入園式の長い1日

我が家には小学6年生と2年生の男の子がいます。弟は、3年保育の前幼稚園のプレ幼稚園に通っていました。

プレ幼稚園は1週間に1日と、短時間。短いからか楽しく過ごすことができた我が家の現在小学2年生になる弟。無事になんとか本番の幼稚園入園となりました。

迎えた入園式から前途多難だな、と感じるばかりでした。

入園式後、各教室に入っての説明がありました。もともと神経質で疲れやすい弟は限界でした。
教室に入って間もなく、その頃まだ卒乳を終えてなかった弟は安心感を求めておっぱいーおっぱいー!と叫びだしました。

小さい子どもだらけなのでガヤガヤはしていたのですが、さすがにおっぱいー!と叫ぶ子どもはいません。なだめるのにも一苦労でした。

年少さんは、担任、副担任の先生がいます。担任の先生は1年目の可愛らしい先生でした。先生も子どもたちもドキドキの入園式でした。

参観日も自由人

毎日楽しそうに幼稚園に行っていた弟。初めての参観日は私がドキドキでした。

そーっと覗いて見ると小さな子どもたちが遊んでいます。その中に一際声が高くて大きい弟がいました。

この弟、小さな頃から女の子より声が高く、さらに大きいんです。耳がキーンとするような声で、声変わりをしてどのくらい低くなるのか…と心配になるほどに高いのです。

なので、とにかく話してると目立ってしまいます。

教室に入り、参観が始まるとママがいることが嬉しくて嬉しくて。我慢が出来なくなった弟は、皆が床に座ってる間隙を見てお友達と一緒に私のところに走ってくる、というのを繰り返していました。

帰り際に先生に聞いたところ普段はちゃんと頑張っています。今日はママがいて嬉しかったんでしょうと言っていました。

弟が落ち着くのはまだまだ先だと感じた1日でした。

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初めての個人面談

夏休みを迎え、初めての個人面談がありました。

まずは、給食のお話です。この頃の弟はとにかく少食でした。コンビニのおにぎりも1個食べきれないほどに。なので、給食も食べきれないどころか、先生が心配になるほど少ししか食べないと言われました。

遠足のお弁当も小さなお弁当箱でびっくりされました。

私としては動く量が増えれば食べるようになると思っていたので、そこはそれほど心配ではありませんでした。

次に、少し話すのが早かった弟の影響で、周りのお友達が言葉を覚えているということ。

最後に、声が大きいのと話し方が強いため、怒っているように聞こえてしまいがちなこと。先生も周りのお友達に、怒っているわけではなくてこれが弟の普通の話し方だよとお話ししてくださったことを聞きました。

これを1番心配していました。主張が激しく全てに対して遊びのない弟は、なんとなく…というところがないのです。話すことも遊ぶことも、一生懸命。ゆえに声も大きく強くなってしまうのです。

この、弟の性格は現在まで様々な問題を引き起こしその都度悩みながら対応をしています。

のびのびしていた年少さん

幼稚園3年間、色々ありましたが、弟が1番穏やかに、運動会も発表会も何も考えずただただ楽しく過ごせたのは年少だけだったかも知れません。

すべてが初めてのことで、ただ先生に言われたことを、何の疑問もプレッシャーもなく楽しそうにこなしていた弟。年中、年長は、プレッシャーや緊張で行事の中でなかなか笑顔を見ることがなくなりました。

1年目で初担任のかわいらしい先生にもよくなつき、のびのびと楽しそうに過ごしていた弟。年中になる頃には少しずつ神経質の頭角が出て来て、悩むことも増えていきました。

弟も、環境の変化に悩み戸惑うようになる前の穏やかな1年でした。

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