桜が散った後の楽しみ方~桜の花びらで染めものをつくろう~

桜は咲いているときは綺麗で華やかですが、散ってしまうと寂しくむなしいものですね。
しかし桜は散ったあとも楽しみ方はあります。今日は桜が散った後の楽しみ方の1つ桜の花びら染めを紹介します。

用意するのも

〇道具
なべ
さいばし
洗面器
輪ゴム
ネット(台所の排水口のネットなどでOK)
ひも
ゴム手袋

〇材料
桜の花びら
牛乳
白い布

桜の花びら染めの作り方

1.200mlの牛乳をボールに入れ、同じ量の水で薄めます。ここに白い布を20~30分くらいつけたあと、軽く乾かしておきましょう。

2.桜の花びらをネットに入れてネットの口をしぼります。それを鍋に入れ、全体が浸るくらいの量の水を入れて火にかけます。沸騰してから15分くらいしてから桜の花びらが入ったネットを出します。

3.白い布に絞り模様をつけた場合は、輪ゴム、ひもで白い布の数か所をしばっておきましょう。

4.2に鍋に3の白い布を入れ、さらに15分煮ましょう。

5.ポリバケツに1Lのぬるま湯に入れ、ミョウバン大さじ1杯を溶かしておきましょう。4の白い布を鍋から取り出し、ミョウバンを溶かして液に30分つけましょう。

6.5の白い布をさっと水洗いしてしぼってから、もう1度4の鍋に入れて15分にましょう。最後に白い布をよく洗って、輪ゴムやひもを外して出来上がりです。

7.染めたものをハンカチなどに加工して使いましょう。

出来上がった桜の花びら染めは、桜の花びらのように華やかなピンクではありませんでした。ピンクというよりは茶色に近い色です。出来上がりがどんな色になるか想像しながら作ることは楽しみの1つですね。

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桜の花びら染めをつくった感想

○作ろうとしたきっかけ
子どもが桜の花びらを拾い集めたことです。公園につくと子どもは遊具で遊ぶのではなく、落ちている桜の花びらを拾い集めました。1枚1枚の花びらとして散っている桜もあれば、お花の形を残して散っている桜もありました。正直花びらをもって帰られてもどうせ枯れてごみになるので花びらをもって変えることに私は今まであまりいい思いをしていませんでした。しかし、染め物をつくる目的で集めてもって変えるのはありだと思いました。

○楽しかったこと
子どもが自分で拾った花びらが、桜の花びら染めのハンカチに変わっていったことに大喜びしました。世界に1つしかない自分だけのハンカチに嬉しそうな笑顔は忘れられません。

○大変だったこと
花びらをたくさん集めることが大変でした。染め物をつくるとなればたくさんの花びらを集めなくてはいけません。子どもは、はじめ楽しそうに集めていましたが、だんだん花びらを集めることに飽きて最後は私1人で桜の花びらを集めました。

他のお花の花びら染めを作ってみよう

今回は桜の花びら染めの作り方を紹介しましたが、桜の花びらではなく、朝顔、マリーゴールド、ホウセンカなど小学生の生活、理科の教科書に出てくるお花を用いて花びら染めを作ってみても楽しいかもしれません。
夏休みの課題で作品提出が小学校にありますが何にしようか迷いましたら花びら染めの作品を提出するのも良いかもしれません。

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