育児に疲れてしまったあなたへ。育児支援を利用してみませんか?

育児に疲れてしまったあなたへ

育児支援を利用してみませんか?

みなさん、育児支援を使用したことがありますか?私は現在、3人を子育てしています。産後は子どもの顔をみるだけで涙がこみあげ、夜も寝ずに家事をし続けないと不安で仕方ありませんでした。
心がボロボロでしたが、夫からお金がかかるから、もったいないと言われ子育て支援を利用することができませんでした。

3人目を妊娠から子育て支援を利用することを決意

民間の家事代行は高いので地域にある子育て支援をいくつか利用してみました。

1保育園での一時保育や一時預り

みなさんの市町村の保育園やこども園で行われている一時保育や一時預かり制度があると思います。同年代の友だちと遊べ、給食もたべられ良いことづくしです。
私の場合、出産半年前から一時保育の予約をしていました。理由は一時保育は働いている方も利用していることが多く、どこもいっぱいだったからです。
産前と産後に別々の保育園に予約がとれました。産前に通っていた保育園は楽しかったようで、ニコニコしながら通っていました。
産後通いだした保育園にいく日になるとイヤイヤいいまわりと、布団から出ようとせず隠れたり、暴れたりしました。途中から連れていく気力がなくなり一時保育をいくことをやめました。息子が行くのを嫌がっていた理由として、一時保育の部屋が狭く、毎回メンバーが違っていたので慣れなかったのです。送り迎えが大変でしたが、送ってしまえば夕方まで帰ってこないので体は十分に休めました。

 

【一時保育園を利用するためのチェックポイント】

・一時保育専用の部屋の有無
・同学年の園児と一緒のクラスですごせるか
・先生はいつも同じ人か
・必要物品の確認(お布団、帽子など)
・予約方法
・利用料金

2ファミリーサポートセンター

ファミリーサポートセンターとは、育児の援助を受けたい人と行いたい人が会員となり、助け合う会員組織です。サポートの対象は、子を持つすべての家庭です。利用するためにファミリーサポートセンターへ行き、登録しました。知らない方に預けることに抵抗はありましたが、利用しなくても登録しておけば、困った時に助けてくれると思い登録しました。ファミリーサポートセンターの事務所(支援センターに併設している場合もあります) にいき、子どもの健康状態や好き嫌い、育児をするにあたっての注意点などを用紙に書き、どのような時に利用したいかを面接の時に伝えました。たまたま、自宅から徒歩県内にサポーターさんがいると教えて下さり、事務所で会うことになりました。サポーターさんは小学生のお子さんがいる専業主婦の方でした。とても優しそうな方でこの方なら息子を預けても大丈夫かなと思い、ファミリーサポートをお願いすることにしました。日時を打ち合わせして、週1回1時間自宅に来てもらうことにしました。さすがに最初はママにべったりだった息子も回を重ねるにつれて、だんだんと慣れてくれて私が家事をしている間は2人でおもちゃで遊んでくれるようになりました。自分の子どもを預けてもよい方なのかを見極め、いよいよご自宅に預かってもらうことにしました。理由は妊婦健診の時に先生に子どもを預けてきてほしいと言われたからです。サポーターさんはとてもよい方で、歩いて公園に行きたくさん遊んでくれ、息子をかわいいと言ってくれました。迎えにいくと子どもも笑顔いっぱいで出迎えてくれ安心しました。私、自身が子どもと少し離れて自由に1人で過ごせ、とても有意義な時間を過ごすことができました。ファミリーサポートセンターのサポーターさんは有償ボランティアですのでお金を払わなければなりません。料金については、市町村によって違いますので確認をお願いします。ちなみに私の場合は1時間700円でしたので月に4回で2800円でした。サポーターさんの活動可能場所は自宅やファミリーサポートセンター事務所、支援センターなどです。自宅が嫌な場合はたくさんの、目がある支援センターなどがおすすめです。

【ファミリーサポートセンターのチェックポイント】

・預かってくれる人柄
・預かってくれる人はいつ都合がいいか
・どこで預かってもらうか
・自宅にきてもらう場合は預かってくれる人が家をでた時間から料金が発生する
・支援センターや児童館内で預かってもらえるか
・預かってもらう場合、お菓子やお茶は出ない
・家事は手伝わない、あくまで育児のみ
・料金の確認
子ども1人につき1時間700円、2人いる場合は1時間1400円かかります
・土日に預かってもらう場合、料金が割り増しになります
・2人子どもがいて自宅にきてもらう場合、どちらか1人だけお願いする場合は700円でOK
・小学生も利用でき、習い事の送迎もしてもらえます

3産前産後、ヘルパー

【産前産後、ヘルパーのチェックポイント】

妊娠中から産後4ヶ月の方で支援が必要な人に育児サポーターの講習を受けた訪問介護ヘルパーさんが自宅に来てくれて掃除やごはんを作ってくれます。利用料は2時間で300円でした。破格の値段ですが、利用するためには医師の診断書が必要で、申請してもすぐには来てもらえません。私の場合は産後腰が痛かったため整形外科にいき先生に診断書を書いてもいました。ヘルパーさんはとても明るく、テキパキと家事をこなしてくれました。家がピカピカになり、夕ごはんも作ってもらい元気がでました。最近はどの市町村も産後ケアに力をいれていますので、ぜひ確認してみてください。

・利用可能期間
・利用対象(病気や健康な人でも利用できるか)
・申請方法
・内容、どんなことを手伝ってもらえるか(あくまで家事ヘルパーなので育児は手伝ってもらえない可能性が高い)

4県の無料育児ボランティア

県の育児支援講習会を受けた方が、ボランティアで4回自宅に来てくれます。交通費は県が支給してくれる制度でした。まずは、自宅で現在の子育ての状況を県の職員の方に話し支援が必要か判断してもらいます。私は月に1回、4ヶ月きてもらいました。ボランティアの方は私が考えつかないような遊びを子どもたちしてくれたり、私の話しもたくさん聞いてもらいました。 いつでも力になるよという言葉をもらい、心があたたまりました。

【県の育児無料ボランティアチェックポイント】

・利用対象
・利用期間
・利用申し込み方法
・いつきてもらえるか
・交通費の有無

育児は支援を利用してみて

育児支援を利用してみて、子育てを支えてくれる人がいる安心感が心地よく、しなければならないという呪縛から解放されました。1週間に1回、1時間だけでも、リフレッシュでき子どもたちと笑顔で過ごす時間が増えました。

最後に

私が利用したもの以外にも産前産後ケア病院への宿泊やデイサービス、助産師が自宅にきてけれるサービス、保健センターでの育児相談などがあります。
頑張っているお母さんたちのために子育て支援制度があります。お金がかかり利用することをためらっていた私ですが、誰かにサポートしてもらえる安心感があり不安な気持ちが軽減されました。何でもっと早くから利用しなかったんだろうと思いました。育児に疲れてしまった、元気がでないと思っている人がいたら、利用してみてくださいね。

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