自由研究にもオススメ!観賞用の炭「花炭」。

「花炭(はなずみ)」って何?

 

ふうのみ

 

500年の歴史を持ち、茶道などで観賞用の炭として用いられてきたものです。

飾り炭とも呼ばれるそうです。

松ぼっくり、木の実、葉っぱ、いろいろな野菜や果物で炭を作ることができ、

お部屋に置けばおしゃれなインテリアになります。

 

材料を集めに行こう!

 

木の実1

 

花炭は、材料がそのままの形で炭になります。

公園などに出かけて、炭にしたい材料をいろいろ探して集めましょう。

どんな材料を使えばきれいな花炭ができるか、お子さんと話し合ったり考えたりすることも大切です。

 

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いよいよ花炭作り!用意するもの。

 

1、公園などで集めた炭にしたいもの(松ぼっくり、どんぐり、葉っぱなど)

2、アルミホイル

3、空き缶(スチール缶など。缶の上部は缶切りなどで切り取っておく)

4、カセットコンロ、網など

5、つまようじ、竹串など

 

花炭の作り方

 

1、缶の中に花炭にしたい材料を入れます。缶にシールなどが貼られていたらはがしておきます。

 

2、缶の口にアルミホイルをかぶせて覆い、側面にしっかりと貼り付けるようにします。

 

3、アルミホイルで覆った缶の口部分に、つまようじや竹串などを使って、空気が通るように穴をあけます。

 

4、缶の口の部分を上にして、缶が安定するようにカセットコンロに設置します。
(不安定な状態は非常に危険です。網などを敷いて安定するようにしましょう)

 

5、中火で加熱します。アルミホイルに竹串で開けた穴から煙が出てきます。穴から煙がでなくなったら、火を止めて冷めるまで待ちます。
(非常に熱くなり危険です。子供一人にはせず、必ず防火対策、換気がしっかりできることなど、事前準備をしっかりしてから実験しましょう)

 

6、缶が冷めたらアルミホイルを剥がして中を確認しましょう。成功すれば、花炭が出来ています。

 

 

注意すること

 

火を使うので、作る際は必ず大人が付き添ってください。

煙などが発生するので、野外や喚起のよい場所で行うようにしましょう。

ケガや事故など起きた場合は自己責任となります。

缶の切り口で手を切ったり、ヤケド等にも気を付けるようにしましょう。

 

花炭を作ってみて、わかったことを話し合う。

 

花炭になると材料の形はそのままなのに真っ黒に変化します。

缶に入れてコンロで熱し、蒸し焼きにしたことで、材料の松ぼっくりや木の実などの水分や成分が、水蒸気や煙として、アルミホイルにあけた穴から出ていきます。

最後に残った個体が「花炭」「炭」です。

最初に炭になる前と、炭になってからの重さを計っておき、変化するか調べてみても面白いと思います。

花炭作りは夏休みの自由研究のテーマにもピッタリです。

 

飾ってみよう

 

飾り1

 

作った花炭はぜひお部屋に飾ってみてください。

消臭、除湿の効果もあるそうなので、玄関やトイレなどに飾ってもよさそうです。

モノトーンの色合い、炭の効果で暑いジメジメした日本の夏が少しでも快適になるといいですね。

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