早期英語教育の注意点は?

どうする?子どもの英語教育。

 

低年齢化が加速している英語教育。

東京オリンピックが始まる2020年には

5〜6年生は「英語が教科」として導入されることが決まっています。

3~4年生は「外国語活動」が導入されるそうです。

先行実施で、2018年度からスタートする自治体や学校もあります。

小学校だけでなく、中学、高校などの入試や授業なども変わっていくようです。

いままでの日本は「中学、高校と英語を学んでも、英語は話せない」という人が本当に多かったですが、これを改善しグローバル化への対応ができるように話せる英語教育を目指そう!ということで、早期英語教育への期待が高まっているようです。

 

お金がかかる英語教育。

 

写真:「Bears  in  the  Night  CD付絵本」 株式会社mpi

 

将来を見据えた上で子どもに英語を身につけさせたい!と考えるパパやママは多いです。

子どもに早期英語教育を始めたいと思ったときに1つの壁となるのが教育費用ではないでしょうか。

家庭で出来る幼児向け英語教材も全部そろえると100万円近くするものもあります。思い切って購入したのに、使いこなせず失敗した・・・という方も多いので、自分は大丈夫かよく考えてみることが大切です。

買ったら終わり、ではなく買ってからがスタートになります。小さな子どもの場合は、親がどの程度付き合って出来るか?が家庭教育成功への大きなポイントになっていきます。

 

家庭だけでは英語習得は無理そう・・・ということで英会話教室を選択する方もいますが、週1の1時間レッスンでは期待するほど話せるようにはなりません。

英語で保育を行うインターナショナル幼稚園やプリスクールなども人気です。

スクールがたくさん増えて、選択の幅は広がっていますが一般的な私立幼稚園に比べて、保育料は高めです。

スクールにより費用はそれぞれ違いますが、だいたい年間100~150万円以上は必要な場合が多いようです。

またインターナショナル幼稚園などに通わせる場合は、卒園後はどのように英語教育を継続していくか考えておくことも大切です。

 

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母国語の大切さ。幼児の英語漬けは危険な面もあることを知る。

 

写真:「英語つき こどもなに?なに?ずかん」

(発行、企画、編集:株式会社メディア・サポート)

 

日本に住むのであれば、日本語はとても重要です。

「日本に住んでるし、日本語なら話せてるから大丈夫でしょ。」

「日本人なんだから、何もしなくても日本語は覚える」と思いがちですが、英語教育を熱心に取り組んでいる家庭の場合ほど注意が必要です。

英語漬けな毎日を送っているため、日本語が十分に学べていないケースが多くあります。

日本語で子どもに話しかけること、日本語の絵本を読み聞かせることも、英語教育と同じかそれ以上に大切なことです。

インターナショナル幼稚園やプリスクールに通う場合は、日本語教育とのバランスを常に意識しておいたほうがよいでしょう。

また、英語も日本語もある程度話せるけど、どちらの言語も年齢相応の理解ができない・・・という「ダブルリミテッド」の傾向の人もいます。

早期英語教育を行う場合は、母国語の基礎はしっかり作り上げることを意識して取り組むことが大切ではと感じます。

周りが英語教育に取り組んでいると、うちの子は大丈夫かしら?と焦りを感じることもありますが、自分の軸をしっかりと持ち、子どもを育てていきましょう。

 

 

 

 

 

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