日本のむかし話、読んでいますか?道徳や教訓を学ぶツール。

民話や昔話を知らない子どもたち。

 

 

 

 

最近の子どもたちは昔話を知らない子が多いと聞きます。

桃太郎や浦島太郎など定番の昔話、有名なお話でさえ分からないという子どもが年々増えているそうです。

「桃太郎のお供は?」「鬼を退治するのは誰?」という問いに対し「アンパンマン」などとアニメキャラクターの名前を答える子どもも珍しくないそうです。

背景には、親が子どもたちに昔話や童話の読み聞かせを行わなくなってきていることが考えられます。

また親も物語をよく知らない、という人が増えているそうです。

 

 

 

 

それも時代の流れとして受け止めるべきなのでしょうか?

日本社会からこういう文化が失われていくことはとても残念なことだと感じます。

昔話や民話には、土地の歴史、お年寄りを大切にする心、善悪について考えるお話・・・など数々の教訓や道徳を学ぶヒントがたくさん詰まっています。

昔話や民話は道徳や教訓をお話を通して自然に子どもが理解し、学習するのに適しているのです。

絵本も新刊やマスコミなどで紹介された話題の本などが注目されがちですが、

昔から読み継がれている本や、地域の昔話、民話こそ子どもたちにたくさん読んでほしいと思います。

 

 

テレビ番組「ふるさとめぐり日本の昔ばなし(へーベルハウス劇場)」。

 

 

長いお話を読み聞かせするのは大変。メンドクサイ。

図書館になかなか行けない。

そもそも絵本自体に興味がない。

・・・そんな方におススメなのが、毎週日曜日あさ9時~テレビ東京系列で放送中の

「ふるさとめぐり日本の昔ばなし」(ヘーベルハウス劇場)。

語り手は、柄本 明さん。松金よね子さん。

ふるさとの各地域に根付いた民話や昔話を元に1話ずつ、日本のアニメを支える作家さんたちが担当して作品を作っています。

30分番組で、1回の放送で2~3作の話が放送されます。

アニメで子ども向け番組ですが、大人が見ても感動したり、ずっと心に残るようなお話もあります。

ぜひお子さんと一緒に見ていただきたい番組です。

日本全国の地域の昔話が放送されているので、自分の住んでいる地域のお話の回はより一層楽しく観ることができるはずです。

 

『「ふるさとめぐり日本の昔ばなし」(ヘーベルハウス劇場)』テレビ東京。

http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/mukashibanashi/

 

 

 

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図書館で探してみよう!住んでいる地域の昔話。

 

 

 

昔話や民話に興味がある方はぜひ、住んでいる街の図書館に出かけてみて欲しいと思います。

住んでいる小さな地域の昔話や民話、地域にまつわる伝説のようなお話などぜひ探してみてください。

池や川、滝、山。寺院、街の小さなお地蔵さんなど、

広く知られていない場所でも、いまは有名でなくても、

民話や昔ばなしになって登場していることもあります。

もう山も開発されて住宅街などになり、現在はなくなってしまっていたとしても

地名として残っていることも多いです。

昔話、民話を知ることで、子どもと一緒に街の歴史を調べてみるのも面白いと思います。

興味を持たれた方はぜひお住まいの街の図書館で、昔話や民話を探してみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

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